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初心者のためのテクニカル分析:テクニカル分析のルール


まとめ

ロスカットは現在の損失計算ではなく、将来の損失を最小に抑え、再び投資する為の資金を確保する手段である事はおわかり頂けたと思う。ロスカットをしなかったら将来の損失がいかに大きいかが、最後の説明です。

下降パターンの下げた位置を底値と判断したが、安値更新の場合のロスカットの基準

下降相場の基調では、高値を切り下げて、安値も切り下げた動きが続きます。ここで底入れしたのではないかと見て買ってしまった場合、判断とは逆に株価が動いて、前回の安値を更新した場合は、再下落に転じたと判断して損失が小さい内に「ロスカット」を考え決断しなければなりません。

常に、株を買ったら「ロスカット」を決めておかないと、将来の損失が大きくなります。そのため、チャートの「フシ」という意味を理解してください。

  1. チャートの見方、1番(水色)を基準に株価の判断方法を見てください。
    1番(水色)の安値は3月安値を下回った状態にあります。9月に1番(水色)の安値を下回りました。その後の戻りは、期待せずに「ロスカット」と決めておきます。そうしないと、その後の下落から損失が拡大する事が解ると思います。早めの決断が将来の損失を最小に抑えるからです。
  2. 1番(赤色)の高値より2番(赤色)の高値が下回っています。この様に、戻り高値が切り下がるのは弱い戻りと判断できます。下げたら「見切売り」「ロスカット」と判断出来るようにならなければなりません。
  3. 3番(赤色)戻り高値も2番(赤色)戻り高値を下回って下落しています。もっと下落すると判断できるようになり、「ロスカット」しなければなりません。この様に安値を更新する株を保有すると将来の損失が大きくなるので、「下げのフシ」に気付いた時点で「ロスカット」します。

※クリックすると拡大画像が表示されます。
チャート

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チャート

  • 高値切り下げ、安値更新する動きは下降相場と判断します。保有株は見切ります。
  • 安値を更新している間は見送りと判断します。下げ止まりの確認は安値更新が止まってからです。
  • 大幅に下落し戻しがあっても、下げ相場に変化がなければ、下降相場継続である事を確認しなければならない。

チャートを今まで、自分の都合に合わせて見ていませんでしたか?ここで上がってくれたら助かるとか、なんでこんなに下がらなければならないんだ。なんて。もうこういう考え方はやめましょう。

チャート分析の仕方さえ解れば、株は買った後「持続」「利食い」「ロスカット」の3つの判断基準を持ち合わせればよいのです。この判断基準を持ち合わせていなかった事を棚に上げ、他人の責任にしていませんか。自己責任という事は、この様に判断基準をもっている人の事を云います。

厳しい言い方をしましたが、私は、損失を証券会社や他人の責任にしている人を沢山見てきました。そういう人たちは、自分で分析しようとしません。またチャートの勉強もしません。また、足下にも及ばないほどの分析ノウハウをもつ投資家もおります。私たちは、謙虚に学び、分析力、集中力、判断力、決断力を高める努力をしなければ、投資の世界で生き残るのは無理でしょう。
常々チャート分析の重要性を知り、活用方法を学んで頂きたいと思っています。
セブンデータ・システムズは、皆様と一緒に学んでいきたいと考えています。

テクニカル分析のルール

月足チャートの重要性

下値支持線・上値抵抗線

チャート(波動)の基本

順バリと逆バリの考え方

買い場三点