構造研究所と名乗っておりますが、今では仕事の半数は意匠より行っています。手が足らないときには外部に応援してもらいます。
外注費は私が設計料を貰う前でも、毎月締めで支払うようにしています。
動いて貰った時間に比例して支払います。これは建設省告示に記載されていることです。
私が若い頃、夜も寝ないでやった構造設計を、設計料が入ってないからと、払ってもらえなかったり、入っていても踏みたおされたりしたことが度々あります。
裁判もやったことがあります。裁判所はお金を払いなさいと命令してくれるだけで、取り立てまではしませんから、結局、裁判費用と、弁護士費用が余計にかかっただけでした。
払わない方が強いんですよね。そこはすぐにつぶれましたが・・
それ以来、信頼関係を構築できないところとのお付き合いはしないことにしています。
集金できないことは元請けの責任であって、外注先の責任では有りません。
私は(株)中山構造研究所を始めるに当たって自分が嫌だったことは外注先にしないようにしています。
そのために日々勉強をし、あらゆる規準書を読み、免震設計も出来るようになり、よりよい設計をできるよう努力してきました。より施主のことを考えて設計をすればおのずと仕事は頼まれる様になります。
当社は行っておりますが、この業界も、他の業界のようにきちんと契約書を作り、お金の流れを明確にし、色々な業種が対等な信頼関係で仕事が出来るようにしなければならないと思います。
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