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ミニ株のすすめ

◆ミニ株とは
 通常株式を購入する場合、単元株単位でしか売買できない。この場合単元株数1,000、株価が2,000円だと 200万円の資金を必要とする。しかし、ミニ株の場合単元株の10分の1単位で購入できるので少ない資金で 始められます。ただし、銘柄の制限や注文可能時間の制限などの制限事項がいくつかあります。

 また、ミニ株では配当は得られるが、株主優待はほぼ受けられない。(現金化可能な優待に関しては、 現金化して保有数に応じて配分されることもあるようだが、その明確な基準は示されていない)

◆儲かるの?
 儲かると思いますよ。 確かにミニ株におけるデメリットを挙げて不利だとか、儲けが小さいとか 言われるけど、資金が50万とか100万しかない人が、単元で150万円の銘柄は買えないです。 しかもその銘柄が今後200万、250万と上がると考えているなら、資金がないためにチャンスを 逃すなんてもったいない。確かに信用買いって手もあるけど、やっぱり自己資金でまかないたいですよね。 それならミニ株でしょ。単元に比べれば利益は少ないけど利益率は同じなんだから、 みすみすチャンスを逃す必要はない。

下では、ミニ株についてのメリット・デメリットを挙げ、ミニ株について考察します。



★良い点
1.安く始められる。
安くといっても株の単価を安く買えるというわけではない。 単元株の10分の1で始められるから少ない金額から投資できる。
 
例)
シャープ:液晶最大手級、太陽光発電パネルは世界首位。家電・情報機器・デバイスのバランス経営指向
この銘柄場合、単元株数:1000株,株価:1526円です(2003年 6月27日現在)。
これを普通に買うと、 1,526,000円+(手数料)になるわけです。約150万円。もっと成長するという予測をしていても なかなか手は出せませんね。
これがミニ株だと、 152,600円+(手数料)になります。ただし、株数も1/10だから100株になります。 これなら参加できる人も多いのではないかと思います。 また、予算が50万円あるひとなら300株購入もできます。(約46万円)


★悪い点
1. 手数料が割高になりがち。下表参照。
たとえば単元株を購入する場合、イートレード証券であれば50万円まで700円の手数料で済む。 しかし、ミニ株を大和で買うと2,335円(500円、単元が1000株のものを100株購入した場合)。野村證券なら5000円。 日興コーディアル証券の場合だと、700円となる。
ただし、日興コーディアル証券・大和證券の場合単元が小さく価格が安い銘柄の場合、野村證券と逆転現象がでる。
 
例)
昭和シェル:884円。単元:100株 これを10株購入したとき、8,840円。
日興700円
大和500円
野村88円になる。

間違って、日興證券で昭和シェル10株購入した場合往復で1400円の手数料だから 既に16%の負債を抱えているのと同じ、これじゃ勝てない。
 
2.指値ができない。
 ミニ株は注文翌営業日の寄付きで売買される。
 
3.注文可能時間が限定的
 下表参照
 
4.購入できる銘柄が限定される


証券会社手数料銘柄数口座管理料注文可能時間
日興コーディアル証券700円約2,550銘柄3,150円5:00〜26:00
大和證券500円〜約2400銘柄無料〜23:59※
リテア・クレア証券700円〜約2,100銘柄無料5:30〜23:59
野村證券1%約1,100銘柄3,150円6:00〜26:00
マネックス証券1000円〜約300銘柄無料17:00〜23:59
(2003.06.28現在:各証券会社WEBページ参考。※WEBで確認できず)

こう見るとミニ株はかなり不利かと思えます。ただ、基本を守って、売買する証券会社を 厳選し安く買い高く売るということを守れば十分に利益が出ると思います。 また、上のデメリットをメリットにも変えることも可能と思います。
どういうことかというと
1.指値注文ができない。
 指値注文ができると、事前にどのくらいの損益かを想定できるし、一瞬の安値で買えたり 高値で売れたりと色々便利なのですが欲をかき過ぎるとろくなことはない。
 売買したい銘柄の値幅を隅から隅まで稼ぎたい方には不向きかも知れないが これは確実に成長するという銘柄であれば、ちょっとした上値・下値は気にしなくても とも考えられる。

 言い換えれば、欲張りすぎて低めに指値して買い約定できなかったなどという デメリットや、高めに指値しすぎて売り約定ができないデメリットも排除できた方が 良いと考えます。チャンスはできるだけ生かしたいです。
 
2.注文時間が限定的
 普通の単元株での注文の場合、ざらばでの注文は指値でもその値段になれば 大体約定します。
 これって、チャンスを生かせてないじゃないと思うでしょ?でもそうではないかと。 ミニ株の場合、売買できるタイミングがげんていされているから、ゆっくり分析できる。 なぜ安くなったのか、高くなったのか。。。
 その分多少高めに買ってしまったり、安めに売ってしまったりしてもそれは勉強代 といっても良いのでは?衝動買いも少なくできるしね。
 
3.購入できる銘柄が限定される
 下表のとおり証券会社によって購入できる銘柄が限定されています。 日興コーディアル証券でも2550種類、大和で2400種類、野村だと1100種類。 野村の場合日興コーディアル証券の半分以下。
 これって、好きな銘柄に投資できない可能性があるという面ではデメリットになると 思います。だけど儲かりそうな銘柄を探すという点ではそうでもないのでは?と 思います。何故か?東証+大証+JASDAQなどの銘柄3,800弱を全て網羅して 儲かりそうな銘柄を探せますか?こんなの無理でしょ?
 その点ミニ株なら多くても2550種類。すでに2分の1に限定されているから 各銘柄についてそれだけ多く目をかけられる。理想はその中から注目できる 銘柄を数十社程度に絞り込んでおけば、チェックもやりやすい。
 
4.単元の10分の1から売買える
ミニ株の場合、保有株数が単元になってしまうミニ株としては扱われなくなるが、 それまではミニ株の単位で売買できる。つまりミニ株として扱われるのは単元の 10分の9まで。 資金が少ない人が資金の大部分を投資して買った株が値下がりしたら資金不足で ナンピンなんてできないけど、ミニ株ならナンピンするようの資金を残しておくことや 用意するのは意外にたやすい。
つまり、長期での投資をにらんでいるなら、ナンピン買い下がりも容易。 これで上がったときの利益も倍増間違いない。

最近の例
買い
(約定日)
売り
(約定日)
利幅損益率
(年換算)
ソニー 2,720円
(4/28)
3,420円
(6/6)
700円
126%
(40日)
237%の儲け
(1年)
トヨタ 2,510円
(4/15)
3,040円
(6/10)
530円
121%
(57日)
134%の儲け(1年)
武田薬品 3,940円
(4/17)
4,770円
(6/23)
830円
121%
(68日)
112%の儲け(1年)
どれも前日の安値や値下がり感を見て買って、高値や値上がり感で売った場合の例。 十分に勝負になりそうでしょ? 仮に毎月10%〜30%程度の利益を出した場合にどのように資金が増えるか下表にまとめました。

 10%15%20%
0.5年35.4万46.26万59.7万
1.0年62.7万107.0万178.3万
1.5年111.1万247.5万532.4万
2.0年196.9万572.5万1589.9万

上の表は元金20万円でスタートして毎月上の利幅を出したときの一覧だが、 実際は税金、手数料、休んでいる資金があるのでこの限りではない。 毎月15%の利益出せれば 2年後には20万円でセルシオ買えるよ。びっくり。


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