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オンライントレード初心者のあなたにはまずは少額からの投資がおススメ。少額投資と聞いて思い浮かぶのが、ミニ株・プチ株・ポケット株ですが、この3つ、いったい何がどんなふうに違うのか、ご存知ですか?
そこで今回はミニ株・プチ株・ポケット株のしくみをご紹介します。あなたのお好みはどのタイプ?
ミニ株なら低予算でも優等生株をゲット! | 優等生株をちょっとだけ保有できるのがミニ株のいいところ。株式分割や配当は証券会社が配分してくれる。 | 「ミニ株」とは、通常の売買単位の10分の1の株数で取引できるサービスのこと。「株式ミニ投資」などとも呼ばれます。
例えば、1単元が1,000株、株価が2,000円の銘柄を買うには、最低でも200万円が必要です。ところがミニ株なら、売買単位の10分の1から購入できるので、20万円でこの銘柄の株を手に入れることができるというわけ。とかく値が張りがちな優良企業の株でも、ミニ株ならお手ごろ価格で手に入れることができるのです!
ミニ株ならではの制限もあります。株数が本来の売買単位である1単元に満たないので、株の発行元企業の株主名簿には株主として名前が載りません。したがって、株主優待を受け取ったり、株主総会に出席したりすることはできないということになります。ただし、株式分割や配当金は、証券会社がまとめて受け取り、保有株数に応じて配分してくれます。
もうひとつ、ミニ株には忘れてはならないデメリットがあります。それが、指し値注文ができないということ。ミニ株の場合、売買は注文を出した翌日の寄り付きで成立します。つまり、値段を指定したり、株価を見ながらリアルタイムで売買することはできないということになります。
また、なかにはミニ株を取り扱っていないネット証券もあるのでご注意を!取り扱いがあっても、購入できる銘柄はそれぞれのネット証券が指定したものに限られます。売買したい銘柄が決まっているなら、お目当てのネット証券でその銘柄のミニ株を取り扱っているかどうかを前もって確認しておくとよいでしょう。
→次ページでは、プチ株についてみてみましょう!
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ガイド:大竹 のり子
出版社での編集者時代を経て、FPとして独立。『マネーセンスを磨けば、夢は必ずかなう!』など、ネット株やマネー入門に関する著書は10冊以上。女性だけの独立系FP事務所、FPwoman代表。
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