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◇ミニ株って?

 仮にあなたが松下電気株を買いたいとします。松下電器の2004年10月17日現在の株価は1505円、売買単位は1000株です。すると必要な資金は、1505×1000=150万5000円!!普通は買えません(^^;


 そういう人のために考えられたのがミニ株です。この場合、売買単位が10分の一に、上の松下電器の場合は100株で買えるようになります。つまり、15万円くらいあれば買えます。これだと、まだ現実的ですよね。


 しかし、ミニ株にはいくつか弊害があります。順に説明します。


1.売買は前日に注文しなければならない

 これはちゃんと調べてないのですが、ミニ株は、次のような構造になっていると思われます。まず、個人投資家がミニ株の注文を出す。それを、証券会社が集計。小さい注文を依り集めて一つの売買単位にして、証券会社が代わりに注文を出す。

 するとまず、決まった時間までに集計を締め切る必要があります。このため、前日に注文を出さなければなりません。


2.売買は前場の寄りつきで成立
 次に、「いつ売買するか」を、注文を出した人の間で相談するわけにもいきません。というわけで、公平なように、次の日の朝一番で売買することにあらかじめ決まっています。


3.売買できる銘柄が限られる
 こういうシステムでは当然ながら、小さい注文が、大きな一つになれるだけの量が集まる必要があります。つまり、少なくとも安定的に、10単位のミニ株注文が来るくらいの、それなりに大きな企業の株じゃないとシステムが機能しません。というわけで、銘柄が限られてきます。


4.手数料がかかる
 ミニ株と普通の株式売買、それぞれの手数料負担を比べてみましょう。

売買金額 往復手数料 手数料負担率
ミニ株 5万円 1400円 2.8%
普通 30万円 1800円 0.6%

 往復手数料というのは、売りと買い、それぞれにかかる手数料の合計です。証券会社は、一番ではないがかなり安い、という証券会社をそれぞれ選択しました(マネックスとイー・トレード)。手数料が2.8%というのは、正直なところかなりの負担です。その結果、実質短期売買は不可能です。否応なく長期売買をすることになる、という利点(?)はありますが・・・(^^;


 というわけで、様々な特徴がミニ株にあることがわかりました。不利な点はあっても、それは方法次第で解決できるし、少ない資金で買えることの代償です。うまくつき合っていきましょう。



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