株達人の株取引

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最近、株取引で1億円、2億円を稼いだ株達人達が話題になっています。株初心者が、彼らのような株の達人になるためには、どうすればいいのでしょうか？株に勝つ必勝法というものあるのでしょうか？

私は、株取引の基本ルールをしっかり守って株取引をすることが、株達人になる近道だと思っています。もっと言えば、株取引の基本ルールを守れない人は株で負ける確率がとても高いと思います。私自身も以前、損切りという基本ルールも守らなかった為に大損したことがあります。しかし、最近では基本ルールを忠実に守り、ほとんど負け知らずです（'０５．７.１５現在、１２勝１敗）。下記のような人は、もう一度株取引を始めるかどうかよく考えてください。

　株で損する人はこんな人

■ 他人任せな人

掲示板の記事や、アナリストの銘柄推奨ばかり気に取られて、自分の意思で銘柄選定できない人はダメです。自分の得意とする分野を早く作りましょう。私は、新興小型株が好きなのでその関連の記事には特に目を通し、いつもアンテナを張っています。

■ 欲が深い人

株価が上昇し始めると、もう少し持っていればどんどん上がるかのような錯覚を味わいます。上値追いをすることは、うまく行けば多くの利益になるかもしれませんが、それよりも下がるリスクの方がはるかに高いのです。短期間に急上昇した時、自分の目標となる利益が達成された時は欲を出さず、利益を確定することが懸命です。欲の深い人は、私は株式投資には向いていないと思います。｢底値と上値は人にくれてやれ｣などと言われている通りコツコツ儲けなければ株には勝てません。

■ 優柔不断な人

株式初心者の方は次のようなことで考えたり悩んだりしませんか？

・どの株を買おうか？
・この株価で買っても大丈夫かな？もう少し下がったら買おうか？
・まだ利益少ないのでもう少し上がってから売ろうか？

このようなことを長い時間考える様では、株式の世界では勝てません。好機を逃してしまい、結果として儲けることは難しくなります。もちろん銘柄選定はじっくりした上で、戦略が決まれば、即勝負に出ましょう。ホリエモンがニッポン放送の株を買う時にどの程度考えたかは分かりませんが、時として思い切った行動で勝負することは必要になってきます株式の世界は、株をやっている人全員との戦いです。タイミングを逃すこと＝負けになることを肝に銘じておくべきだと私は思っています。

■ 損切りできない人

優柔不断な人と同じようなことかもしれませんが、｢損きり｣はとても大事なことなので触れておきます。私は過去に損きりをしなかった為にひどい目に合っています。
2000年、ITバブルがありました。yahoo、光通信、ソフトバンクなどが株式を賑わしており私も遅ればせながら、妻のお金を借りて投資を始める決心をしたのです。4月頃から株の勉強を始め実際に株を買ったのは7月頃です。4月から6月までは、株関係の本を買い込み、下準備に没頭しました。
もともとＰＣが好きで1995頃～インターネットを始めていたのでyahoo、ソフトバンク、光通信、NTTﾃﾞｰﾀｰなどIT関連ばかり購入していました。これらの株はその頃、おもしろいように上がっていくのです。
今思えば本当にバカなことです。もちろん、証券会社に口座を開き担当の営業マンにも相談した上で買ったのです。年が明けるとITバブルの崩壊です。あれよあれよと株価は下がっていきます。
私たち夫婦は株価を見るのも怖くなって、塩漬けにすることを決めたのです。その時は｢5年くらい塩漬けにしてたらまた上がるわ｣などとバカなことを考えていたのです。その後、ソフトバンクと光通信はかなり下がってところで損きりしました。NTTデーターだけは未だに持っているのですが、これは買値の1/5ぐらいなっています。とてつもない大損をしてしまった訳です。
これを読んでみなさん、どう思われますか？｢損切り｣というのが、どれほど大事なことか、わかると思います。
2割下がったら売るとい風に決めておけば、被害は最小限で押えられたし、その後の株価上昇時にその損した分を取り戻せたかもしれません。みなさんも、ぜったいに塩漬けだけは、しないようにしてください。