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株取引初心者講座

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第1章 心構え

 株は安いときに買って高いときに売るのが基本であり、安いときに買えないと儲かるはずがない。ただ、株価が下がり続けている時に買うのは非常に難しく、まだ下がるのではないかと思い買えないのが人の心理である。逆に、手持ちの株価が上がってくると、まだ上がるまだ売れないと思うのもこれまた心理である。こういった不安や欲を克服して、タイミング良く冷静に売買していく事が個人投資家にとって何よりも大切なのである。

 次に、生活資金は絶対に手を出さないという事である。「よし、この株で儲けて借金を返してやろう。」とか思っていると、結局うまくいかなくてさらに借金が膨らんでいくというような事はよく聞く事である。要するに株にはリスクがつきものだということである。株に投資する金はあくまで剰余資金でないといけない。

 次に、株式投資は人まかせではいけないという事である。証券会社のセールスもいろいろと情報を教えてくれたり、相談にのってはくれるが、最終的に判断するのは自分自身なのである。相談して買った株が下落して怒ってはいけない。株式投資はあくまで自己責任なのである。そのためには、投資家が自ら情報を集めるという姿勢が必要ではないだろうか。

第2章 株式市場

 現在の主な取引所には「東京証券取引所」「大阪証券取引所」「名古屋証券取引所」などがあり、東証1部は大企業中心、2部は中堅企業中心、また大証は関西出身の企業中心などそれぞれに特徴がある。また、店頭市場(ジャスダック)、東証の「マザーズ」、大証の「ヘラクレス」などはベンチャー企業向けの市場である。

 次に取引時間だが、東証では平日の午前9時から11時までが前場(ぜんば)、午後12時30分から3時までを後場(ごば)という。なお大証では一部の銘柄が午前8時50分から始まり、後場は3時10分まで取引している。

 次に、株式市場の重要な指標について述べておく。その一つが「日経平均株価」である。日本経済新聞社が発表している株価指数には、東証上場企業の中から225銘柄を採用して算出する「日経225種平均株価」のほか、500銘柄を対象にする「日経500種平均株価」などがあるが、新聞やテレビのニュースでよく聞く「日経平均」とは「日経225種平均株価」のことである。それからTOPIXというのは、東京証券取引所が毎日発表している「東証株価指数」のことであり、東証1部の全銘柄を対象に時価総額を指数化している。このほか店頭市場の指数として、日経店頭平均、店頭ジャスダック指数などがある。また海外市場では米国ニューヨーク市場の「ダウ工業株」や「S&P500」などが有名であり、米国の店頭市場「ナスダック」のナスダック指数もぜひ注目しておきたい指標である。

第3章 株式投資

 株式投資とは、株券を売買することであるが、株主になる事によって次のようなメリットがある。それには配当金がもらえる権利、株主優待制度、無償増資の権利のほか株主総会に出席する権利などがある。ただ、現在個人投資家が行う株式投資は、株価の値上がり益(キャピタルゲイン)を期待して投資するケースがほとんどである。

 次に取引単位について述べてみよう。歴史の古い会社は50円の額面のものが多く、取引単位が1000株単位が主流である。ただし、最近では100株単位に下げる銘柄が増えている。その他に1株単位の銘柄や10株、500株単位の銘柄などもあるので、投資する前に株価と取引単位を確認する必要がある。最近は、大手や中堅の証券会社では、通常の取引単位の10分の1の株数で取引ができるミニ株投資もあるので、少額で株式投資を始めたい人や値がさ株を買いたいが資金が少ない人にはもってこいである。

 それでは、実際に株券を買うにはどうすればよいか述べよう。まず証券会社に口座を開設することから始まる。証券会社に行って申し込む他に、最近ではオンライン証券などではインターネットで申し込むこともできる。いずれにせよ口座開設には印鑑と本人確認書類(運転免許書や健康保険証等)が必要である。また株を売ったときの代金を銀行口座に振り込んでもらうには、通帳もしくは口座番号がわかるものが必要である。必要書類に記入し捺印すれば実際に株券を購入する事ができる。

 銘柄が決まり、資金も確保できたら注文を出すわけだが、株の注文にはルールがある。まず「成り行き」注文か「指し値」注文を指定しなければいけない。どちらを選ぶかの基準は、値段を重視するか、注文を成立させることを重視するかによる。次に指値をする場合は、その注文の有効期限(本日中か週中か)を決める必要がある。またインターネット取引では証券コードも必要である。また、あまりにもとっぴな値段で売買が成立しないように、取引所では値幅制限を設けている。値幅制限いっぱいに株価が上がることを「ストップ高」、下がることを「ストップ安」という。

 売買が成立することを「約定」(やくじょう)というが、約定日から起算して4営業日後に精算が行われるが、同じ証券会社にMRF(マネー・リザーブ・ファンド)等を持っていると自動的に解約して買い付け代金に充ててくれる。また、株券は自分で持っておくこともできるが、名義書き換え中は売買ができないので保護預かりにする方がよいだろう。

※今後初心者のための講座を、順次書き続けていく予定です。  

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