配当以外にも、株主が会社から得られる物があります。
それが
株主優待です。
普通は自社製品や割引券を配られますが、配当が株主の権利であるのに対して、株主優待は会社から株主へのサービス、または株主づくりのPRの側面が色濃くでる制度です。ですので、すべての上場企業が実施しているわけではありません。
概して言うと、プレゼントしやすい物、サービス(つまり一般の消費者向けの商品)を扱っている会社が、多く株主優待制度を取り入れています。
知られている物では航空会社や電鉄会社の割引券があります。
株主優待には、設ける、儲けないとは別の、楽しみがあります。
最近主婦の方の間では優待目当てで株を始める方もいるほどです。
株主優待制度の注意点
優待対象株数・・・最低売買単位とは違う場合が多いので、「会社四期報」などで確認を(最低売買単位とは株を取引するにあたり、一株一株で売買していたのでは会社が株主を把握するが困難になるので50株、100株、1000株など単位を決めている。最近では株式分割「次項参照」を繰り返す事で一株単位での売買が可能な小さな株もある「ライブドア」など)
権利確定日
決算期末を権利確定日にする会社が多いが、株の購入はその五日前までに行う必要がある
一発理解メモ
株主になる事で株主優待を受けられる銘柄も多い。
その自社製品や割引券など魅力的なものもある

