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* 入門 もうちょっと詳しく株入門 ここでは株式のしくみや知識につっこんでいきましょう! 株式投資の魅力は、値上がり益(キャピタルゲイン)を手にする事が出来ることです。 大きな利益を得る事も可能ですが、株価が下がれば損失をこうむる危険性もあるので、株式市場の仕組みを よく理解したうえで、自己責任によって投資を行うことが大切です。 ふつう株式会社は、社員の給料や新商品の開発、設備等を増強するなどのために、大きな資金を必要と します。その資金調達の手段として株式を発行するのです。そのうえ株式を上場することによって企業 としては、ステイタスの向上、知名度アップ、信用力の高まりなど多くのメリットがあります。 借金と違い、株式市場で株式を発行する場合は、返済する必要が ありません。 つまり、会社が倒産しても、債権者に対して責任を負うことはありません。 株主は、自分の出資した分だけあきらめればよい、ということです。 (個人の財産が差し押さえられることはありません)。 そのかわり、投資家に対して、定期的に業績の概況を報告する義務があります。 上場銘柄には、第一部上場と第二部上場があり、第一部の方が格上で審査基準も厳しくなっています。 現状は上場している企業は全ての株式会社の中でわずか0.4%となっています。 (東京証券取引所に上場している会社は、第一部が約1600社、第二部が約550社です) 株式は売買される際に、区別できるものとして名前がつきます。その名前を銘柄名といい、銘柄名は 証券取引所や日本証券業協会に登録してある会社名になります。 株式の取引を行なう場のことを株式市場といいますが、株式市場は「発行市場」と「流通市場」の2つに 分けられます。会社が新たに発行する株式の出資者を募集する場所が「発行市場」、すでに発行された株式が 投資家の間で売買される場所が「流通市場」です。 私達は主に「流通市場」で戦うというわけですね。 株式には種類があり、発行される株式によって、与えられる株主の権利は違います。 ○普通株式 株主に与えられる権利に一切限定がない株式のことをいいます。会社の業績が悪化すると、配当など を受けることができません。ほとんどの株式は普通株式です。 ○優先株式 普通株式に比べて配当や会社の保有する資産に対する所有権を、優先的に受け取ることができます。 企業にとっては、投資家に有利な条件を提示することで、普通株式より資金調達がしやすくなるメリ ットがありますが、実は配当コストがかかるというデメリットもあるため、業績が悪化して資金調達が 困難な場合に発行されますが、業績が回復すれば普通株式に転換するのが通常です。 また、優先株の多くは、株主の希望により、一定条件のもとで普通株へ転換できる転換権を与えられて います(=転換株式)。 ○後配株 優先株と反対で、普通株より遅れて配当などを受け取る株式です。 会社に充分な利益があがっていない場合、普通株式の保有者の利益を損なわずに資金を調達する方法として考え られました。 したがって、主に経営者や発起人に対して発行されています。 平成13年の商法改正で、株式の大きさについての制限がなくなり、単元株制度が導入され ました。売買単位○○株と表示されています。これが1単元になります。簡単に言うと1パックが○○ 株入りの商品みたいな感じです。 通常、上場会社は単元株数(売買単位数)をもとに売買を行なうことが義務づけられています。 1単元にまとめて扱うことによって、1株株主による株主総会の議事妨害行為等を防ぐことができます。 単元株数は、1株、100株、1,000 株などと銘柄によってさまざまです。 単元の株式数の上限は1000株で、株式総数の200分の1を超えることはできません。 株式を購入すると、株式分割がおこなわれたり、発行している会 社が会社合併をおこなったりして、単元株数に満たない株式を保有する場合があります。その単元株数 に満たない株式のことを単元未満株といいます。 単元未満株は、市場での売買ができないので、売却する場合には、証券会社を通じて、その株式の名義 書換代理人となっている信託銀行に「買取請求」を行います。 株価とは、売りたい人が増えると下がり、逆に買いたい人が増えると株価は上がります。株価は、 株式会社の価値基準をあらわすものともいえます。株価を左右するポイントはたえず把握しておかな ければなりません。 ☆四本値 1日のなかで、さまざまな値段がつきますが、その日最初についた値段を「始値(はじめね)」、最後 についた値段を「終値(おわりね)」、1日のなかで最も高くついた値段を「高値(たかね)」、最も 安くついた値段を「安値(やすね)」と呼んでいます。 取引にはこの取引所取引と、店頭売買取引の2つの方法があります。 店頭取引とは、取引所に上場されていない株式を売買する市場のことです。 取引は、個々の証券会社が注文を出し合って行なう相対(あいたい)方式で、日本証券協会が運営管理する ジャスダック(JASDAQ)市場で行なわれています。 ジャスダック市場は、中小企業・中堅企業・ベンチャー企業に力を入れている市場です。 では、次の実践編に進みましょう!