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オプション用語

オプション画面で表示されている用語の解説です。

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オプション画面

理論価格

オプション価格(プレミアム)を決める要因は、最終取引日までの期間、ボラティリティ(価格変動性)、日経平均株価・日経平均先物価格などの株価の動きなど、様々は要因が複雑に絡んでいます。オプション取引が盛んな米国ではこれらの要因をベースに、数学的な立場で理論的な価格決定を解明しようとしています。株の達人では「ブラックショールズ・モデル」を採用しています。

デルタ

デルタは現物の動きに対してオプション価格がどの程度動くかを見る指標です。例えばコールのデルタ0.6のオプションは日経平均株価が100円上昇すると60円値上がりするということです。プットのデルター6.0のオプションは日経平均株価が100円下落すると60円値上がりするということになります。

セータ

オプションプレミアムの構成要素の一つである時間に対するプレミアムの変化の割合のこと。オプションは現物価格が動かなくても価格は下がります。1日あたりいくらくらい時間的価値が減少するかを示す指標です。ある意味、オプションの買い方にとっては最も注意すべき指標になります。7月限のC115では、セータが−5.59になっています。これは、プレミアムが1日あたり5.59円値下がりすることを意味しています。セータの値が−5.59円というのは、日経平均先物が5.59円値上がりしても時間的価値が5.59円下がるので、差し引きプレミアムには変化がないということを意味するのです。このセータはSQが接近するに従って、急速に大きくなる特徴があります。

ガンマ

現実の動きに対して、デルタがどの程度動くかを見る指標。ガンマが負の場合、株価が比較的安定しているときに利益を生み、正の場合は大きく変動したとき利益を生むポジションといえます。

ベガ

ベガは、ボラティリティが1%変動した時にプレミアムがいくら変化するかを示す指標です。

7月限C115では、ベガ=11.66となっています。つまり、IVが22.89から23.89へ1%上がると、プレミアムは235円から246円程度に11円値上がりすることを意味しています。

ボラティリティ

ボラティリティは日経平均株価が1年間でどのくらい変動するかを示すものです。 「HV」は、ヒストリカル・ボラティリティを示します。

 これは過去の日経平均株価の変動から今後の日経平均株価の変動を予想するものです。日本経済新聞に掲載してあるHVは、過去20営業日数の日経平均株価の変動から求められます。これはあくまでも過去の値動きから将来の値動きを予測するものです。

重要なことは、「これからどうなる」ということで、この動向を示すのが「IV」つまりインプライド・ボラティリティです。市場が予測している変動率が、実際のオプション価格に反映されているとの考えから、オプションの評価モデルの計算式に市場のオプション価格をあてはまることで逆算します。

無担保コール翌日物

金融機関だけが参加できるインターバンク市場。コール市場には担保のいらない無担保コール市場と有担保コール市場があります。無担保コール市場は翌日物から一年物までありますが、翌日物の金利がコール市場の指標のようなものになります。

CD新発3ヶ月物

CDとは銀行が発行する譲渡性預金です。譲渡性預金とは満期までにいつでも譲渡できる預金のことで、このCDの売買をされるのがCD市場です。CD新発3ヶ月物は短期金融市場の指標的な金利とされています。