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株式用語は株・個人投資家の喫茶店
株式用語集 〜昔からの言いまわし・経済用語・デイトレード用語まで〜 | ||||||||||||
アービトラージ(裁定取引) 売り買いを同時に行い価格差を利用して稼ぐ手法。 IR(インベスター・リレーションズ) 投資家に企業内容を正確に伝えることによって株式での評価を高め資金調達など財務活動を円滑にする活動。 IPO〈Initial Public Offering〉 株式の新規公開のことで、大株主などが持つ既存株式を市場に放出する「売出」と、新規に株式を発行して資金調達する「公募」の2種類がある。 青天井 株価が際限なく値上がりするように見える状態。 アウトパフォーム アウトパフォームとは、ある一定期間内にその株がベンチマークとするTOPIX・日経平均などの株価指数を上回ることを言う。主にアナリストがつけるレーティングで使われる言葉。反対語=アンダーパフォーム 悪材料 相場が下がる原因となる出来事。市場全体に波及する悪材料(NY暴落・災害・テロなど)と個別銘柄のみの悪材料(業績の大幅下方修正・社長逮捕など)がある。 反対語=好材料 アク抜け 悪材料が出尽くして、下げていた相場が底入れすること。 アクティブ運用 アクティブ運用とは、ファンドマネージャーが自己の相場勘で市場平均を上回ることを目指し、積極的に運用するスタイルを言う。 反対語=パッシブ運用 アセット・アロケーション 株・債券など資金を分配して運用すること。 アナリスト アナリストとは、分析する人と言う意味だが、証券用語で言うアナリストは、会社の財務内容や収益力を調査・分析し、投資価値を判断する専門家を言う。 アノマリーズ 株式市場において常識とは相いれない変則的事実のこと。(1月の株高など) 甘い 相場が下がり気味なこと。 アヤ 理由の無い小さな変動。 い イクゾースションギャップ(Exhaustion Gap) トレンドの終了時に出るギャップ(窓) イールドスプレッド 株式益利回り(1株当り税引利益を株価で割ったもの)を長期金利と比較して、現状の株式相場が、割安なのか割高なのかを判断する指標。通常イールドスプレッドが小さくなるほど、株価は割安と判断される。 イベント・ドリブン ヘッジファンドの戦略には、「ロング・ショート」「マーケット・ニュートラル」「グローバルマクロ」など様々あるが、その中のイベントドリブンとは、上場前の企業への投資や合併・経営譲渡など、その会社の大きな動きに対し機動的な取引を行う手法である。 いってこい 株価が値上がりまたは値下がりした後に、結局はもとの水準まで逆戻りしてしまうことをいう。 インカムゲイン 利子や配当による収入のこと。キャピタルゲインとは値上りによる利益のこと。 因果玉 信用取引中の株で、損が出るので手仕舞いもできず、抜きさしならなく成っいる株。 インサイダー取引 上場企業の役員などが、まだ公表されていない内部情報を利用して、他の市場参加者より有利に自社株などを売買すること。当然、違法行為です。 インサイドデイ(はらみ足) 前日の値幅の範囲内に、本日の値幅が収まる日をいう。 インフレターゲット インフレターゲットとは、中央銀行がインフレーションをある一定レベルに保つために行う政策を言い、本来インフレを抑える目的で使用される。しかし、現在のデフレ下の日本で議論されているインフレターゲットとは、意図的にインフレを起こす政策を意味している。 う 売り崩し 人為的に売り物を増やし相場を下落させること。 売り気配 買いより売りが一方的に多く、値のつかない状態。反対語=買い気配 売りつなぎ 持ち株の値下がりを信用売りの利益で補うこと。 売り乗せ 信用で売っている同じ銘柄に、追い討ちをかけるように売りを増やすこと。 上放れ ポンと、値が飛ぶように高くなること。 反対語=下放れ え エクイティ・ファイナンス 有償増資、転換社債など、新株発行を伴う資金調達のこと。 逆に銀行借り入れなど負債による資金調達はデット・ファイナンスという。 FOMC(Federal Open Market Committee)連邦公開市場委員会 FOMCとは定期的に開く(年8回)アメリカ金融政策の最高意思決定会合のことを言う。日本でいう日銀の金融政策決定会合に相当する。 FRB(Federal Reserve Board)連邦準備制度理事会 FRBとは金融政策をつかさどるアメリカの中央銀行のことで、通称フェドと呼ばれている。日本でいう日銀に相当する。 SQ SQとはスペシャル・クォーテーションの略であり、特別清算指数を言います。なぜそんなものがあるかと言うと、先物やオプションは限月で取引されており、決められた日に清算する必要が生じるからです。SQ値は225採用銘柄が、その日の朝寄りついた時の値段で全て集計し、日経平均の計算と同じように除数で割って計算されます。先物の特別清算日は、 3月、6月、9月、12月の第2金曜日で、オプションSQは毎月第2金曜日です。先物とオプションSQが重なる3月、6月、9月、12月はメジャーSQと呼び区別されている。よくSQの日は荒れると言われていますが、それは昔の話で、最近は事前に手当てが済んでいることが殆どです。 M&A 企業の合併・買収のこと。 MMF MMFとはマネー・マネジメント・ファンドの略で、主に譲渡性預金やCPなどの短期金融商品で運用される追加型投資信託。利回りもよく、安全性、流動性も高い。ただし、投資信託と言う性質上、元本保証ではない。 MSCB(ムービング・ストライク・コンバーチブル・ボンド) MSCBとは、日本語に訳すと「転換価格修正条項付き転換社債型新株予約権付社債」となる。MSCBの特徴は株価が下がっても転換が可能な為、時価発行増資が難しい経営不振の会社でも資金調達ができる点である。その仕組みは、MSCBは社債から株に転換する価格が決められた日までの期間(値決め期間)の株価によって変わります。一般的にMSCBは値決め期間の平均株価より10%ほど低く設定されますので、MSCBを引き受けた証券会社は、ひたすらカラ売りをして、その後カラ売りした株と同数を10%低く決った転換価格で株式に換えて清算すれば、ほぼノーリスクで10%の利益を上げられます。既存株主からMSCBが批判されるのは、証券会社がカラ売りで株価を売り崩すと言う点と、転換価格が下がれば、必然的に潜在株数が増え、株の希薄化が進むことである。既存株主は正に踏んだり蹴ったりの状態となる。しかし、経営危機の会社がMSCBで立ち直った例もあり、一概に悪いとは言えない。また引き受けた証券会社が必ず売り崩すかと言えばそうではなく、本来MSCBは値上がりした場合の方が大きな利益となる。カラ売りで売り崩すのは、確実に利益を手にする手段ということになる。尚、MSCBに転換価格が下方にしか修正されないラチェット条項が付いている場合は、売り崩すメリットは大きくなる。 NT倍率 NT倍率とは、日経平均株価(N)÷TOPIX(T)で計算される投資尺度の一つで、NT倍率が高い時は、日経平均が優位であり、逆にNT倍率が低いときは、TOPIXが優位となる。市場が上昇しているときに、NT倍率も同時に上がっていれば、指数寄与度の高いハイテク主導の上昇であり、NT倍率が下がっていれば、内需系主導の上昇といえる。チャートと同じように、過去のNT倍率と現状を比較するこで、投資の参考にすることができる。 LBO(Leveraged Buy Out) LBOとは、買収先企業の資産などを担保に資金を借り入れて企業買収をすること。 お オーバーシュート オーバーシュートとは、上昇相場や下落相場の最終段階で見られる、行き過ぎた値動きを言う。 追い証(マージンコール) 「信用取引」の際、投資家は証券会社に対し委託保証金を支払うが、取引で損失が発生した場合、追加で差し入れる保証金のことを略して追い証(おいしょう)と呼んでいる。追い証は終値で判断され、追い証が発生して、そのまま投資家が対処しなかった場合は、証券会社に建て玉を反対売買され、取引が強制終了となる。また以後の信用取引が停止となることもある。 オイルマネー オイルマネーとは産油国が石油輸出によって得た資金(ドル)を言う。株式市場で大きな買いが入ると、オイルマネーが買っているなどとよく言われるが、実際は定かではない。 押し目 上げ基調の相場で、一時的にちょっと下がることをいう。かなりベテランの人でも誤解している人がいますが、下げが全て押し目と言う訳ではありません。以下の図を参考にして下さい。 思惑買い 思惑買いとは、材料が出る前に、予測や噂などで株を買うことをいう。 織り込み済み 好材料・悪材料が出ても株価に影響が出ない時は、既にその材料が株価に織り込まれているからです。これを織り込み済みという。 オルタナティブ運用(Alternative) 従来のファンドは株式や債券を対象にバイ・アンド・ホールドすることが主流でしたが、オルタナティブ投資とは、金や不動産、商品先物、株価指数先物を対象としたり、株でも空売りや、ロング・ショート(割安な株を買い割高な株を空売りする)先物・オプションでのアービトラージなど、非伝統的な運用手法による投資のことを言います。 オンライントレード オンラインを使った金融サービスのこと。インターネット上で証券などを取引すること。 オンライン証券(ネット証券) 営業部員が推奨銘柄・投資アドバイスなどを行う担当顧客制スタイルが従来の証券会社。一方、オンライン証券とは、主にインターネットを利用することで、格安の手数料・リアルタイム情報などを武器にサービスを提供する。 初心者から経験者まで使える株式用語・証券用語集 |
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