関連書：手にとるように株・証券用語がわかる本
手にとるように株・証券用語がわかる本―市場の動きを用語で解読!
株式フォーラム21 (著), ちばぎんアセットマネジメント
出版社/著者からの内容紹介
私は年初来、社内レポートや株式講演会で「21世紀最初の４年間は“戦争と平和”がキーワードになる」と力説、防衛関連銘柄や観光産業を時代の株式テーマのひとつとして推奨してきた。株式市場は、米国のＩＴ（情報化技術）バブル崩壊の影響や景気の停滞、企業収益の悪化から不振にあえいでいる。テロ勃発後の9月12日の日経平均株価終値は1984年8月以来約17年ぶりに１万円の大台を割り込んだ。唯一の救いは、個人の投資家が１万円割れは歴史的な底値圏として、9月は1576億円を超える買い越しを示したことである。今後のテロ報復戦争が比較的短期で終息できればハッピーだが、長期化すると米国も旧ソ連がアフガニスタンから撤退をしたように、第二のベトナム戦争になる可能性も残されている。キーワードの１つである平和のシンボル「観光」が復活するような平和の訪れを祈願したい。
内容（「BOOK」データベースより）
混迷する株式市場をどう読み解くか?株式の基本的な用語から、投資指標、企業財務に関する用語までを、テーマ別に分けて易しく解説。
目次
PART１ 投資を始める前に読んでおきたい用語
1.「株」にはどんな種類があるのか？
2.株式の発行形態
3.株主の権利と義務
4.株を所有するメリットは？
5.「持ち株会社」と「株式持ち合い」
6.配当の仕組み
7.増資の仕組みと形態
8.株価に影響を与えるもの
9.株価にまつわる税金
PART２ 株式市場と証券会社の役割
1.株式市場にはどんなものがあるのか？
2.株式公開と上場の仕組み
3.取引の種類と方法
4.証券会社の役割
5.金融ビッグバンと証券会社
6.証券スキャンダル
7.投資のプロってどんな人？
8.やってはいけない取引とは？
PART３ 株式売買の仕組み
1.単位株って何だろう？
2.注文の出し方と手数料
3.受け渡しの４つの方法
4.「オンライントレード」とは？
5.ネット取引に必要なインターネット用語
6.投資家にはどんな人がいるのか？
7.トッキンとファントラ
8.「仕手戦」って何のこと？
9.株式売買のルール
10.「グループ株」って何だろう？
11.ＴＯＢとＭ＆Ａ
PART４ 相場の動きに関する用語
1.堅調な動きから高値圏へ
2.下げ基調から底値圏へ
3.相場の動きに大きな変化がないときの用語
4.買い相場
5.売り相場
6.相場の予測と状況を表す用語
PART５ 信用取引に関する用語
1.信用取引って何のこと？
2.賃借取引とは？
3.信用取引には担保が必要？
4.「空売り」「空買い」って何だろう？
5.「規制銘柄」ってどんな銘柄？
6.信用取引の状況を表す用語
PART６ 企業財務に関する用語
1.会社経営を支えるもの
2.決算について考える
3.増収・増配の仕組み
4.財務諸表にはどんなものがあるか？
5.賃借対照表の中身
6.損益計算書の中身
7.株主資本＝自己資本？
8.「１株当たり利益」「１株当たり配当」とは？
9.粉飾決算って何のこと？
10.会社の危機を見分けよう！
11.新しい会計制度を見てみよう！
12.年金制度の仕組み
PART７ 投資指標・分析に関する用語
1.「ＴＯＰＩＸ」「日経平均」って何だろう？
2.「利回り」って何のこと？
3.相場の厚みを表す指標
4.企業の収益と株価の関係を表す指標
5.企業の資産内容と株価の関係を表す指標
6.チャートを読み解く！
7.「移動平均線」で何がわかるか？
8.「ＥＶＡ」や「格付け」って何のこと？
9.取引の残高も投資の目安になる？
10.国の予測はアテになるか？
11.国民生活を表す指数
12.「プライムレート」「公定歩合」とは？
PART８ 取引の形態と金融商品
1.投資信託の仕組み
2.投資信託の種類
3.先物取引の仕組み
4.裁定取引の仕組み
5.「デリバティブ」と「オプション取引」
6.「転換社債」と「ワラント債」
7.小額でできる金融商品
8.まだまだある金融取引
◆数字・アルファベット＆50音順索引
投稿者 tanaka : 15:06
