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ま行
マーケット (まーけっと)
1.広い意味での市場
2.証券取引所
3.市況・地合・商状・場味など、市場の状況の意味。
マーケットメイカー制度 (まーけっとめいかーせいど)
日本証券業協会に指定された店頭市場(ジャスダック)銘柄について、マーケットメイカー(特定の証券会社)が売買の気配を提示し、他の証券会社や顧客の売買注文に相対で応じる制度。
一般的な競争売買だけでは不足しがちな店頭市場の流動性を確保するために導入された制度で、対象となる銘柄をマーケットメイク銘柄と呼ぶ。
マザーズ (まざーず)
東証マザーズ。
1999年11月、東京証券取引所に新設された新興企業株の市場。
上場基準として、設立後の経過年数や利益に関する規定がない変わりに、四半期決算の開示などによって透明性を高めているが、一定の流動性を確保するため上場時の公募増資などが定められている。
増し玉 (ましぎょく)
分割売買によって、玉を増やすこと。
まちまち (まちまち)
個別の銘柄、あるいは業種ごとに症状が異なること。同じテーマに乗っている流動株の一群が上下ばらばらの動きをしているときなどにも使われる。
待つのも相場 (まつのもそうば)
相場格言。
仕掛けるタイミングを計るためにポジションのないまま相場を観察することも重要である、という意味。
窓 (まど)
罫線用語。
ローソク足で隣同士はある程度重なり合っているのが自然であるが、上げ下げの勢いがあるときには前後の足との間に隙間ができる。これを窓という。
窓埋め (まどうめ)
ローソク足の窓を埋めること。
万年強気 (まんねんつよき)
常に強気の相場観を持つこと。常に強気の相場観を言う人。
万年弱気 (まんねんよわき)
常に弱気の相場観を持つこと。常に弱気の相場観を言う人。
見送り (みおくり)
手掛かり難で手控えられ、動きがない市場の状態。
見切り千両 (みきりせんりょう)
相場格言。
見込み違いだと思ったらモタモタせずに見切りをつけ、(玉を)切ってしまうべきだ、と言う意味。
見込み (みこみ)
1.予測。
2.株価の先行きに対する可能性・望み。
見せ玉 (みせぎょく)
他の投資家の売買注文を誘導する目的で市場に出す、約定する意思のない指値注文のこと。
ミニ株 (みにかぶ)
取引所の売買単元の10分の1を単位として株を売買できる制度。
蒸し返す (むしかえす)
過去に話題となった材料が、市場にて再び注目材料としてはやされること。
無担保コール翌日物 (むたんぽこーるよくじつもの)
金融機関だけが参加できるインターバンク市場。コール市場には担保のいらない無担保コール市場と有担保コール市場があります。無担保コール市場は翌日物から1年物までありますが、翌日物の金利がコール市場の指標のようなものになります。
無配 (むはい)
会社の収益があがらず、配当を行っていないこと。
無配転落=配当していた会社が配当を出さなくなること。
無配継続=前の決算期に続いて無配であること。
復配=無配だった会社が配当を再び出すようになること。
銘柄の分類 (めいがらのぶんるい)
さまざまな視点から、株を区分すること。区分されたそれぞれの銘柄群は「セクター」とも呼ばれる。
名証 (めいしょう)
名古屋証券取引所。
名人、天井売らず底買わず (めいじん、てんじょううらずそこかわず)
相場格言。
相場で儲ける人は、天井で売る、あるいは、底で買うことに固執せず、無理のない仕掛けと手仕舞いを心がけ、着実な利益を狙う、という意味。
メイン市場 (めいんしじょう)
複数の証券取引所に上場されている株について、最も出来高が多い市場。
目先 (めさき)
短期的な将来のこと。
もうはまだなり、まだはもうなり (もうはまだなり、まだはもうなり)
タイミング的に「もういいだろう」と思えば「まだ」早く、「まだ早いだろう」と感じれば「もう」やるべき状況にある、という意味で、相場が大衆の人気と逆を行く皮肉さを表現した言葉。
保合 (もちあい)
日柄が経過しても価格が動かない様子。
揉み、揉み場、横ばい、踊り場とも言う。
持ち合い (もちあい)
事業会社と金融機関、あるいは事業会社同士がお互いの株を保有しあうこと。
持ち株会社 (もちかぶがいしゃ)
ほかの会社の株式を所有し、支配している会社。
ほかの会社の事業を支配することが主目的の会社は独占禁止法によって禁止されていたが、1997年に解禁され持ち株会社設立による経営統合を実施する企業が増加した。
持ち上げられる (もちあげられる)
空売りをしている状況で、株価が大きく上げてしまうこと。担がれること。
もちつき相場 (もちつきそうば)
日本の年末特有の動きとして「比較的小型の銘柄が散発的に動く」といわれており、それを正月のもちつきに見立ててこう呼ぶ。
戻り (もどり)
1.下げ相場の途中の一時的な上げ。
2.下げ直後の上げ。
戻り売り (もどりうり)
相場の戻りで売ること。
戻り待ちに戻りなし (もどりまちにもどりなし)
戻りを待っているときほど戻らないものである、と言う意味のことわざ。
模様眺め (もようながめ)
相場全体に目立った動きがなく、きっかけとなる材料も見当たらないため、積極的な売り買いが出てこない状態。