このページはロボット型検索済みエンジン RSE explosionによって、2006/09/25 0:35:04に保存されたhttp://www.asianstocks.info/words/word.htmのキャッシュデータです。
RSE explosionは、この説明文より以下のコンテンツとは関連ありません。
*
アジア株(KABU)KABU用語プチ講座

11のキーワード  


EPS、PER、PBR、自己資本比率、ROE、ROA
売上高利益率、配当性向、配当利回り、売上高増加率、競争力

これだけの11のコトバをマスターしましょう。
4ページに渡って、やさしく解説します。




会社四季報を眺めていて良い企業を見つけましました。
これから財政が厳しくなる日本でさび止めのパイオニアである山下防食社は成長性があるのでは・・・。


一方、丸星証券の担当者は
はやりのインターネットソフトメーカーの山田センテック社は
大手証券が買い上げるので値上がり間違いなしと言っています。

はて、どちらを買うべきか??(架空の上場会社です)

    
会社名 株価 1株当たり利益 配当 1株当たり純資産 1株当たり負債
山下防食 500円 100円 30円 600円 0円
山田センテック 300円 30円 15円 100円 100円
この2社について考えていく中で、大切な11のキーワードが身に付きます。
頑張りましょう!!!

カッパも励ましています。途中からおっさんに変わりますが・・・。





●EPS(1株当たり利益)   
(EPS=Earnings Per Share)


私が1株だけ持っているとしていくら利益がでたの?という数字です。

正確には、純利益(税引き後利益)が発行済の株式1株当たりいくらになるかというものです。
これを把握することで株価の物差し(ものさし)ができてきます。
人気がある会社でも、実はぜんぜーん儲かっていない会社ってあるのです。

受付のお姉さんがきれいかどうか?
なんてことは業績に関係ありません。(もしや逆相関?)

    1株当たり利益=税引き後利益÷発行済株式数 

例えば株価が500円の山下防食社はEPSが100円、
株価が300円の山田センテック社のEPSが30円ならどちらに投資したら良いのでしょう。
  
 EPS学習前   山下防食→高い      山田センテック→安い

            
会社名 株価 1株当たり利益
山下防食 500円 100円
山田センテック 300円 30円

 EPS学習後   山下防食→儲かりそう   山田センテック→貧乏しそう


割合は山下防食のほうがよさそうです。





PER (株価収益率)   
(PER=Price Earnings Ratio)

なんだー。株価を利益で割っただけです。かーんたーん。

株価収益率は1株当たりの利益が株価の何倍に相当するかを表わすものです。
PERが高いということは、既に株式がかなり買われており割高であるということを意味します。
しかし、同時に、その会社の成長への期待が高いということもいえます。
ただ、PERが何倍であれば株価は割高、
あるいは何倍であれば株価は割安という絶対的基準値はありません。
あくまでも相対的な判断指標です。

株式購入代金を企業が稼いでくれるのにかかる年数と考えると身近な数値になります。


   株価収益率=株価÷1株当たり税引き後年間利益

通常、市場全体のPERの平均や、同業他社の水準との比較において検討されます。
これを冷静に眺めれば、お金を失わなかった人が多くおられるに違いありません。

 PER学習前   山下防食→儲かりそう   山田センテック→貧乏しそう

            
会社名 株価 1株当たり利益 株価収益率 株価分を儲ける年数
山下防食 500円 100円 5.0 5年
山田センテック 300円 30円 10.0 10年

 PER学習後   山下防食→割安      山田センテック→高い


人気がある企業はこれが200倍とかになります。
赤字企業が黒字に変わる。

売上が爆発的に伸びるなどこれが高くても問題ないときがありますが。
「夢を買いましょう」
と言われたら、これに注意してください。


※1848年にドイツから英国に渡ってきたはマーカス・ゴールドマンはゴールドマン・サックスの創業者です。
その子息であるヘンリー・ゴールドマンがPERの概念を広めたと言われています。
昔は鉄道会社や製鉄会社などの大半の証券が、会社の資産価値で評価されて市場で売り出されていました。
簡単に言えば株価純資産倍率(PBR)による評価です。
ところが、彼は、小売業においては在庫回転率が債務返済能力を決め、利益を生み出すものであると主張しました。
この考え方をさらに広げて、彼は利潤を生み出す能力で会社を評価する概念を作り出したそうです。


11のキーワード 続く



Copyright © Hirotaka Hirata   Asian Stocks World  アジア株(KABU) http://www.asianstocks.info/
mail to  Editasiakabu@aol.com